現役高校監督の反応 歓迎と懸念も「人間を育てていかないと」

[ 2013年1月18日 06:00 ]

 高校野球の現役監督からもさまざまな反応が見られた。明徳義塾(高知)の馬淵史郎監督は「雪解けになるのは喜ばしいこと。プロだ、アマだと言っていたら日本は取り残される」と歓迎した。

 また、智弁和歌山の高嶋仁監督は「プロの技術を高校生に伝えていくのはいいこと。特に投手は下手にやるとつぶれてしまうので歓迎する」と、投手育成の幅が広がることを喜んだ。一方で、日大三(東京)の小倉全由(まさよし)監督は「ただ野球を教えればいいのではなく、人間を育てていかないと。情熱と指導力があって、高校生をかわいいと思える人にやってほしい」と教育者の立場としての指導を望んだ。

 ▼光星学院(青森)・仲井宗基監督 プロから指導を受けるのはいいこと。だが、それがあるチームに偏ったり、指導者の獲得合戦で多額のお金が絡んだりしないよう、プロアマ双方で規定をつくっていかないといけない。

 ▼加古川北(兵庫)・福村順一監督 これからの野球界にとって大きな一歩。懸念材料もあるだろうけど、前向きに考えていきたい。公立校は臨時コーチを依頼するケースがあるだろう。

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2013年1月18日のニュース