セ界初の優勝グイッ!内海、7回1失点で交流戦9連勝

[ 2012年6月13日 21:49 ]

6勝目を挙げ、ガッツポーズする巨人・内海

交流戦

(6月13日 札幌D)
 巨人・内海が7回6安打1失点の好投で今季6勝目、交流戦での連勝を9に伸ばした。「今日はツーシームがよかった。初回は力が入ったけど、2回から自分のリズムで投げることができました。前回の反省点でもあるイニングの先頭打者を出さないことを課題にマウンドに上がりました」と内海。3回までは1人の走者も出さないパーフェクトピッチング。4回2死から田中に左前打を許したものの、冷静に後続を断ち、味方の反撃を待った。

 5回1死から長野の2ランで先制。その後も味方打線は着実に加点。「野手の援護のおかげでいいピッチングができました」と話した通り、7回を除けば、ピンチらしいピンチはなかった。

 降板した8回に救援陣が打ち込まれ2点差まで詰め寄られたが「中継ぎ投手を信じて見守りました。心配はしていなかった」と内海。自身の交流戦での連勝が9に伸びたことにも「ボクの記録よりチームが勝つことが目標」とさらりと言い切った。

 この日の勝利でセ・リーグ勢初の交流戦制覇にマジックが点灯。「ジャイアンツが優勝できるように1戦1戦頑張っていきたい」。生え抜きの左腕エースの言葉は力強かった。

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