ノリ「狙っていた」近鉄時代からの思い出の球場で決勝弾

[ 2012年6月13日 22:46 ]

8回1死、DeNA・中村が左越えに勝ち越しソロを放つ。捕手鈴木

交流戦 DeNA2―1オリックス

(6月13日 京セラD)
 狙い澄ましたフルスイングだった。同点の8回、DeNAの中村が平野の速球を捉えると、打球は左翼席最上段へ。京セラドーム大阪ではオリックス時代の2006年以来の一発で、決勝点をたたき出した。近鉄時代から思い出のある場所での活躍に「育ててくれた球場。打ちたいと思っていた」と感慨深げだった。

 得点圏打率は試合前までリーグトップ。だが、3、5回の得点機では打ち取られていた。それだけに「チャンスで凡退していたので本塁打を狙っていた」。面目躍如の勝負強さに胸を張った。

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