イチ 2度目のマルチより…ムネ活躍に感慨「最高ですね」

[ 2012年4月9日 06:00 ]

アスレチックス戦の4回、中越えに適時三塁打を放つマリナーズのイチロー

ア・リーグ マリナーズ8-7アスレチックス

(4月7日 オークランド)
 川崎のメジャーデビュー戦に花を添えるように、マリナーズ・イチローも日本開幕戦に続く今季2度目のマルチ安打でチームの連勝に貢献した。

 4回無死一塁では、この回6点の猛攻の口火となる中越え適時三塁打。5回にも右前打を放った。これで自身の対アスレチックス戦の通算安打を268とし、1968年にア軍がオークランドに移転して以降では最多安打。開幕から4試合中3試合で打点も挙げており、ウェッジ監督も「3番イチローが機能している」と称賛した。

 ただ、イチロー自身は自分の打席に触れず、川崎の活躍に「野球人生の中で、これまでにないくらい緊張していたでしょうからね。その中で2つ目(2打席目)に結果出して、そこからずっとベンチで声も出して雰囲気をつくって…。最高ですね」と感慨深げに振り返った。川崎と同様、それぞれの存在が刺激となり、糧となっている様子だった。

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