指導規定さらなる緩和へ プロアマ野球協議会

[ 2012年2月29日 06:00 ]

 プロ野球経験者が学生の指導者になるための規定などを話し合う第1回の「学生野球資格に関する協議会」が28日、都内で開かれ、現在の「高校、中学や特別支援学校で教諭、臨時講師として2年在職」という高校野球の指導者条件や日本学生野球憲章の改正の経緯などがアマチュア側からプロ側に説明された。次回は4月16日に開かれ、プロ側から具体的な要望が伝えられる予定。

 協議会には学生側から日本学生野球協会の内藤雅之事務局長ら、プロ側からは日本野球機構(NPB)の下田邦夫事務局長らが出席。プロ経験者が指導者になるための条件は徐々に緩和されてきているが、プロ側はさらなる進展を求め、協議会の設置が実現した。下田事務局長は「もう少し(条件が)緩和されたら野球の振興に非常にプラスになる」と話した。

続きを表示

2012年2月29日のニュース