巨人 今季初めての2桁失点「先発がこれだと中継ぎは大変」

[ 2011年9月3日 23:15 ]

3回、ヤクルト・川端(左)に2ランを浴びた巨人・東野

セ・リーグ 巨人7-10ヤクルト

(9月3日 神宮)
 巨人は今季初めての2桁失点で、首位のヤクルトに連敗を喫した。原監督は目を赤らめ「(東野が)2回0/3(でKO)だから。先発がこれだと中継ぎは大変だよ」と吐き捨てるように言った。

 東野が3回途中までで4失点。2番手も失点を重ねると、ベンチも4番の高橋由を下げ、阿部を捕手から今季初めて一塁手に起用したりと「今後」を見据えたような起用が続いた。だが8回から反撃を開始。一時は2点差まで迫ったが、結局救援の失点が響いた。

 4時間を超える乱打戦を落とし、選手は雨の中、重い足取りで引き揚げた。東野は「僕が悪い流れをつくってしまった」と下を向く。これで首位とのゲーム差は4に広がり、4位に転落。原監督は「これからは最後の最後で粘ることが大事」と強調した。

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2011年9月3日のニュース