ダルにメジャー13球団集結!Bジェイズは編成トップも

[ 2011年9月1日 06:00 ]

<ロ・日>試合前、日本ハム・吉井投手コーチ(右)と談笑するトロントブルージェイズのアレックス・アントポロスGM(中央)とトニー・ラカバGM補佐

パ・リーグ 日本ハム6-1ロッテ

(8月31日 QVC)
 大リーグ球団が幕張に集結した。今オフ、ポスティング・システム(入札制度)でメジャー移籍する可能性がある日本ハム・ダルビッシュ有投手(25)が先発した31日、QVCマリンに大リーグ30球団中13球団の24人が視察に訪れた。ブルージェイズのアレックス・アンソポウロスGM(34)とトニー・ラカバGM補佐(50)の編成トップ2人が2泊4日の強行軍で視察するなか、ダルビッシュは8回1失点で自己最多の16勝目を挙げた。
【試合結果】

 13球団24人の中にはブ軍の編成トップ2人もいた。アンソポウロスGMとラカバGM補佐だ。ネット裏記者席からスピードガンを片手に熱視線を送った同GMは「きょう初めて見た。何も分からず来て、噂しか聞いてなかったが、実際に見られて良かった」と満足そうで、ラカバGM補佐も「テレビでWBCを見たくらい。生で見たかった」と語った。30日に来日し、9月1日に帰国予定。まさにダルビッシュのためだけの2泊4日の強行軍は、右腕獲得に向け本気の姿勢であることを示した。

 6月にはレンジャーズのジョン・ダニエルズGMも視察のため来日した。大金をはたく価値があるか、編成トップのGMが細かなチェックを行うのは当然だが、わざわざ来日してまでの視察は異例だ。大リーグは今季の補強がほぼ終了。激動のオフに向けて、球団幹部によるダルビッシュ詣はまだまだ増えそうだ。

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2011年9月1日のニュース