実家が仙台の斎藤は一睡もできず…井川は帰国へ「沿岸部ですから」

[ 2011年3月12日 06:36 ]

東日本大震災

 米大リーグの春季キャンプなどに参加中の日本選手に、東日本大震災への不安の色が広がった。仙台市に実家があるブルワーズの斎藤隆投手(41)と、茨城県大洗町出身のヤンキースの井川慶投手(31)は11日、練習参加を免除され、家族らの安否確認に追われた。

 両親と1度はメールで連絡が取れたという井川投手は「多分、大丈夫だと思う。でも、津波が来たりしている。うちは沿岸部ですから」と不安げに話し、日本に帰る意向を示した。斎藤投手は親類を通じて両親の無事を確認した。レネキー監督は「(斎藤投手は)一睡もできなかったと言っていた」と話した。

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2011年3月12日のニュース