西岡 身体検査へ渡米、ツインズと今週中に合意へ

[ 2010年12月16日 11:39 ]

米国への出発を前に、報道陣の質問に答えるロッテの西岡剛内野手(右)

 プロ野球ロッテからポスティングシステム(入札制度)での米大リーグ移籍を目指している西岡剛内野手(26)とツインズとの契約交渉が、今週中に合意する見通しとなったことが16日までに分かった。関係者によると、契約年数など詰めの交渉に入っているという。同内野手はこの日、ツインズの本拠地ミネアポリスで身体検査を受けるため、渡米した。

 成田空港で出発前に取材に応じた西岡は「やっと自分で足を運んで、体で(大リーグ挑戦を)実感できると思う。わくわくしている」と明るい表情で話し、交渉については「ここまできて、もめることもないし、もめるつもりはない。日本に帰ってくる時は、球団名も背番号も決まっている」とした。

 今季、206安打を放った西岡は、首位打者と最多安打のタイトルを獲得するなど、チームの5年ぶりの日本シリーズ制覇に貢献。最近9年間で6度、ア・リーグ中地区優勝を果たしているツインズが、11月下旬に独占交渉権を落札していた。

 入札制度での移籍が実現すれば、2007年に西武からレッドソックス入りした松坂大輔投手ら3人以来となる。(共同)

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2010年12月16日のニュース