巨人、150キロ新守護神候補は松井秀の元同僚

[ 2010年11月21日 06:00 ]

 巨人が来季の守護神候補として、ヤンキースのジョナサン・アルバラデホ投手(28)を獲得したことが分かった。近日中にも球団から発表される。

 プエルトルコ出身の右腕は150キロを超える直球と制球力に定評があり、今季は3Aスクラントンでリーグ新記録となる43セーブをマーク。メジャーでは10試合に救援登板し0勝0敗、防御率3・97だった。4年間のメジャー通算成績は6勝3敗、防御率4・15。09年は中継ぎで5勝を挙げ、松井秀らとともに世界一に貢献した。ヤ軍は19日にアルバラデホの放出を発表していた。巨人は今季、抑えを務めたクルーンが救援に9度失敗するなど不安定だったため来季は契約を結ばず、新守護神の補強が急務だった。

 ◆ジョナサン・アルバラデホ 1982年10月30日、プエルトリコ生まれの28歳。01年ドラフト19巡目でパイレーツに入団。ナショナルズを経て07年にトレードでヤンキースに移籍した。今季、傘下3Aでは57試合登板で4勝2敗43セーブ、防御率1・42。1メートル96、113キロ。右投げ右打ち。

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2010年11月21日のニュース