細川、ソフトB移籍へ!23日にも決断伝える

[ 2010年11月21日 06:00 ]

ソフトバンク移籍が濃厚となった細川

 西武からFA宣言した細川亨捕手(30)が、ソフトバンクへの移籍を決断したことが20日、分かった。

 交渉解禁初日となった18日に交渉し、年俸変動制の4年総額5億円超の条件を提示されていた。23日に都内で行われる2度目の交渉にはソフトバンクの秋山監督も同席することになり、その場で正式に伝える見込みとなった。
 同一リーグのユニホームに袖を通すことを決断した。前日には横浜との交渉に臨んだが、ソフトバンクの条件には及ばない2年契約の提示だった。移籍を決めるにあたり「捕手としてしっかり評価してくれることが一番」と語っていたが、ソフトバンクからは「捕手では12球団で1、2を争う選手。ここぞの時に必要な中日の谷繁のようになってほしい」と最大限の評価を受けた。王会長からのメッセージも伝えられ「心に響いた」と感激していた。
 家族への理解も得られたようだ。家族で土地勘のない福岡へ移り住むことになるが、以前から「嫁さんはどこでも付いてきてくれると思っています。だから在京にこだわるとかはないです」と発言してきた。
 今季は最後まで優勝を争ったライバル球団への移籍。西武では常に優勝を意識してプレーしてきただけに、モチベーションも変わらずに野球に集中できる環境も大きい。「なるべく早く決めたい」と話していた細川が、新天地で再出発する。

 ▼ソフトバンク・小林至編成・育成部長 秋山監督にも出馬をお願いし、調整している。うちも精いっぱいの条件を出した。オリックスの22日(の交渉)も心配ですが、何とか握手したいです。

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2010年11月21日のニュース