田淵ヘッド「広岡流査定」導入を球団に直訴へ

[ 2010年11月21日 06:00 ]

 楽天の田淵ヘッド兼打撃コーチが「広岡流査定」の導入でチーム改革を進める。

 星野監督が求めるのは先の塁を奪い、1点でも多く取る野球。そのためには自己犠牲が必要となり、進塁打や犠打の評価について田淵ヘッドは「監督と一緒に球団に言おうと思う」と査定アップを唱えた。
 田淵ヘッドは現役時代に広岡達朗監督率いる西武で82、83年に連続日本一を達成。「広岡さんは進塁打の査定が厚かった。進塁打と打点の査定が同じくらい。そうすれば選手も進塁打を打とうと思う」と説明した。1点差試合は今季18勝24敗と負け越し。走者を進められないケースが目立っただけに、進塁打が増えれば1点差試合にも強くなれる。「役割分担を明確にすればいい。オレは打点だけでは進塁打と同じ評価だから本塁打を打つしかないと頑張った」と田淵ヘッド。主砲・山崎に加え、和製大砲として期待する大広と牧田には一発長打を望んでいた。

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2010年11月21日のニュース