横浜 渡辺監督誕生祝いの4強入り

[ 2010年11月4日 06:00 ]

 来春センバツの重要な参考資料となる秋季高校野球関東大会は3日、埼玉県さいたま市の大宮公園野球場などで準々決勝4試合が行われ、横浜(神奈川1位)が霞ケ浦(茨城2位)を相手に6―5で勝利した。また東海大相模(神奈川2位)、水城(茨城1位)、浦和学院(埼玉1位)も4強入り。来春センバツの一般選考枠は関東・東京が6枠で、準決勝進出校は有力な選考対象となる。4日は準決勝2試合が行われる。

 横浜(神奈川)は08年夏以来の甲子園出場に大きく近づいた。6点をリードしながら、終わってみれば1点差。7点差から追い上げられ、7―6で勝利した前日の高崎商戦に続く苦戦だった。この日が66歳の誕生日だった渡辺監督は、試合後にウイニングボールをプレゼントされ「個人の能力はあるが、精神的な部分がまだまだ。あとは経験ですね」。兄・正樹さんの21歳の誕生日でもあった1番打者の乙坂は、2安打1打点の活躍にも「甲子園よりもまずは関東大会優勝」と目の前の試合を見据えていた。

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2010年11月4日のニュース