亀井 三塁守備に初挑戦!機敏な動きを披露

[ 2010年11月4日 06:00 ]

秋季練習で原監督(右)が見守る中、三塁の守備練習する亀井

 巨人は3日、川崎市のジャイアンツ球場で秋季練習を行い、原監督から来季からの三塁兼任を通達された亀井が三塁守備に初挑戦した。機敏な動きを披露し、まずは上々のスタートを切った。

 シートノックで大田から借りたグラブを手に、亀井は三塁の定位置についた。勝呂内野守備走塁コーチの容赦ない打球に、判断良く守備位置を変えて捕球、そして送球。シート打撃では、打者のバントの構えに反応して素早いチャージも見せた。本職さながらの動きに、原監督は「送球はいい。あとは捕ることと慣れること。スタートラインとしては、かなり高い」と及第点を与えた。
 本職は外野手だが、昨季から兼任している一塁手としても今季48試合に出場。三塁を守れれば打線にさらなるバリエーションが生まれるだけに、チームにとっても効果は大きい。亀井は「まだまだ。へたくそなんで勉強中です」と謙そんする一方、「たまに試合前練習で内野ノックを受けていた。(バント時の)動きも頭に入っている」と手応え十分。あす5日からの宮崎秋季キャンプでも、「サード・亀井」として特訓を続ける。

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2010年11月4日のニュース