ソフトバンクから移籍の井手 新天地で“大仕事”

[ 2010年5月4日 19:31 ]

9回、サヨナラ打を放ちガッツポーズで一塁へ向かう横浜の井手

 【横浜6―5広島】横浜の井手が新天地で大仕事を果たした。追い付かれた直後の九回1死満塁で、左翼線へサヨナラ打。「ゲッツー狙いでくると思った」と読み、高橋のシュートを振り抜いた。「自分で決めるつもりだった。監督から、結果を恐れず思い切りいけと言われていた」と興奮を隠さなかった。

 4月下旬にソフトバンクから加入した26歳。打力を期待されて先発出場を続けながら、3日までの打率は2割7厘で「結果が出ていなくて申し訳ない気持ちだった」と言う。ソフトバンク時代の投手コーチだった尾花監督は「横浜の一員になれたという実感がわいてくるのでは」と喜んだ。

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2010年5月4日のニュース