3分超の“熱烈歓迎”に「神」は泣いた…

[ 2010年4月17日 06:00 ]

 エンゼルスの松井秀が、古巣・ヤンキースタジアムでスタンディング・オベーションを受けた。人気選手が古巣の本拠地に戻ってきた場合、ファンが歓迎の意を示すケースは北米プロ・スポーツ界では珍しいことではない。しかし基本的には地元選手への拍手が優先。相手チームに在籍している選手への応援が、スタジアム全体に規模を広げて続くのはレア・ケースとなる。“Uターン”で最も熱烈な歓迎を受けたのはNBA元ブルズのマイケル・ジョーダン氏(現ボブキャッツ・オーナー)。01年にウィザーズで3度目の現役復帰を果たした際、シカゴで行われた最初のブルズ戦(02年1月19日)ではスタンディング・オベーションが3分以上も続き、さすがの「神」も感極まって泣いてしまった。

 <メジャーでは珍しく>大リーグでは移籍した選手が古巣のファンからスタンディング・オベーションを受ける例は多くない。最近では07年6月に交流戦で8年ぶりにマリナーズの本拠地へ凱旋したグリフィー(当時レッズ)、昨年7月に5年ぶりに古巣レッドソックスの本拠地に戻ったガルシアパーラ(当時アスレチックス)が、敵地の大声援を受けたくらいだ。

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2010年4月17日のニュース