悔しさから喜びへ 岡島に転がり込んだ開幕戦白星

[ 2010年4月5日 13:17 ]

ヤンキース戦の7回無死二、三塁のピンチで登板したレッドソックス・岡島

 【レッドソックス9―7ヤンキース】悔しさから喜びへ。レッドソックスの岡島が、開幕戦勝利投手となった。独特の緊張感に加え、相手はリーグ屈指のヤンキース打線。さらに同点の七回無死二、三塁という厳しい場面で出番が回ってきた。

 最初の打者カノは、変化球を引っかけさせたが、二ゴロの間に走者の生還を許す。続くポサダには甘く入った速球を中前にはじき返された。その後1死一、二塁からスウィシャーを併殺に打ち取り、自身の失点はないものの、この回2点を勝ち越され、肩を落としてベンチへ下がった。
 だが、その裏に味方打線が3点を奪い、逆転勝ち。オープン戦は10試合でわずか2失点と好調で「開幕を良い形で迎えたい。ヤンキースだし、気持ちをしっかり持って向かっていきたい」と話していた岡島。162試合の長いシーズンを通し、メジャー4年目左腕に期待される役割は大きい。

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2010年4月5日のニュース