西岡3ラン!“新戦力”川越アピール4回無失点

[ 2010年3月12日 16:09 ]

6回、3ランを放ち、ベンチでナインに迎えられるロッテ・西岡

 【ロッテ9―3西武】ロッテの西岡が2安打3打点。3回に足を生かしたバント安打を決め、6回には3ランと活躍した。金泰均は3安打2打点。先発枠入りを狙う川越は4回を無失点とアピール。西武の西口と野上はともに失点するなど、安定感を欠いた。

 ≪さすが主将!≫3回の攻撃に、新生ロッテの目指す形が現れていた。先頭の今江が二塁打で出塁し、打席には西岡。ベンチからの進塁打のサインに、バント安打で応えた。得意の機動力で好機を広げ、この回の4得点につなげた。
 無理やり打ちにいくより、確率の高いバントを自らの判断で選択した。西岡は「機動力を使っていくのが方針だし、どこからでも攻撃できる」。6回に3ランを放ったこの日は、大技小技で目立った。4番の金泰均が3安打2打点、9番の今江は2二塁打。穴の少ない打線は、これで4試合連続の2ケタ安打だ。
 1番打者の活躍に、西村監督は「いい働きをしてくれた。しっかり引っ張ってくれている」。試合前には「開幕で戦う相手だから、少しでもプレッシャーを与えよう」とチームを鼓舞した背番号7。今季から任されている主将の役割も、しっかりこなしている。

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2010年3月12日のニュース