部員の連名抗議で発覚!愛知東邦大監督が暴行

[ 2010年2月12日 16:18 ]

 愛知東邦大(名古屋市)硬式野球部で、監督(35)が昨年、部員を殴ってケガをさせ、懲戒処分を受けていたことが12日分かった。同大が明らかにした。問題発覚後、硬式野球部では部員約50人の半数が監督の交代などを求め、練習に不参加となる事態が続いているという。

 同大によると、監督は昨年10月、練習中に部員が練習方法を間違えたことなどに怒り、顔面を5、6回殴打。部員は転倒した際に首と右手に軽傷を負った。
 20人以上の部員が連名で大学側に抗議し、問題が発覚。同大の調査に、監督は暴行を認め「過去にも(ほかの部員に)2回暴行した」と話した。同大は先月6日、監督をけん責処分とし、練習の指導、立ち会いを1週間禁止した。
 山極完治学長は「暴行があったことは遺憾。(過去の暴行について)今後調査し、事実関係をはっきりさせたい」としている。

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2010年2月12日のニュース