ハム同行結核カメラマン 結核認識も仕事続行

[ 2010年2月5日 06:00 ]

 日本ハムの公式カメラマンを務める50代男性が、同行していた沖縄・名護キャンプで肺結核であることが発覚した問題で、所属する道新文化事業社(札幌市)は4日、男性が結核感染の疑いを認識したまま仕事を続けていたと明らかにした。

 同社によると、男性は1月27日に札幌市内の病院で検査し結核の疑いを認識していた。しかし、翌28日に2軍施設がある千葉・鎌ケ谷へ移動。同日夕に医師から電話で結核菌の検出を通達され、即刻入院の指示を受けたがこれを無視して30日に沖縄入りしていた。同社・早坂実社長は「弊社社員の軽率、不適切な行動により関係者の皆さまに多大なご迷惑をおかけし、誠に申し訳ありません」と謝罪コメントを発表。なお、現時点で体調不良を訴える球団関係者はなく、梨田監督は「選手を集めて特別な話をすることはない」と静観の姿勢だった。

続きを表示

2010年2月5日のニュース