NPB 中日私設応援団訴訟問題で控訴へ

[ 2010年2月5日 06:00 ]

 プロ野球暴力団等排除対策協議会の中央協議会が4日、都内で開かれ、1月28日の判決で一部敗訴した訴訟問題について控訴する方針を12球団で確認した。訴訟は、球場での「鳴り物応援」を禁止された中日の私設応援団メンバー約1000人が、日本野球機構(NPB)と12球団を相手に禁止措置取り消しや計約1400万円の慰謝料支払いを求めたもので、名古屋地裁は応援禁止措置取り消しの訴えは却下したが、原告22人に慰謝料計約24万円を支払うよう被告側に命じた。また、同協議会は試合観戦契約約款の改正案を承認。20日に始まるオープン戦から発効する。また、同協議会では、暴排活動に顕著な功績を残した警視庁OBで東京ドーム社員だった故原田清一氏(享年68)に功労賞、元兵庫県警の山崎幹男氏(61)に感謝状を贈った。

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2010年2月5日のニュース