高橋尚 米国内で公開ブルペン投球も

[ 2010年1月28日 06:00 ]

東芝グラウンドで自主トレを行う高橋尚(右)

 巨人からFA宣言して大リーグ移籍を目指す高橋尚成投手(34)が、米国内で公開ブルペン投球を行う可能性が出てきた。

 27日に横浜市内の東芝グラウンドで自主トレを行った左腕は、31日の渡米予定を前に「2月1日からブルペンで投げるつもり」。それまでに去就が決まらない場合には「(メジャー関係者が)見に来てもいいように準備はしておく」と話した。大リーグでは近年、故障明けのFA選手や、レッズ入りした元キューバ代表のチャプマンのように米球界で実績のない選手を中心に、各球団のスカウトらを集めて練習を公開するケースが増えている。充実した調整ぶりで「ブルペンにはいつでも入れる状態」という高橋尚。その実力を生で披露することで、夢の早期実現をはかる。

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2010年1月28日のニュース