8回から守護神投入 ヤンキース40度目のリーグ優勝

[ 2009年10月26日 13:12 ]

 【ヤンキース5-2エンゼルス】ヤンキースの守護神リベラが2回を投げ、リードを守りきると、選手がマウンド付近に駆け寄った。松井秀もベンチから飛び出し、歓喜の輪ができる。ヤンキースが本拠地でエンゼルスを退け、40度目のリーグ優勝。6年ぶりにワールドシリーズへの扉を開けた。

 1点を先制されて迎えた四回、下位打線からの攻撃でエンゼルスの先発ソーンダースを攻略した。7、8番打者が四球と安打で出塁し、9番の犠打で1死二、三塁。ジーターも四球を選んで満塁とすると、デーモンが中前に逆転の2点適時打を放った。この後さらにロドリゲスが押し出しの四球を選んで3点目。1点差とされた直後の八回にも2点を加えた。
 先発したペティットの好投も大きかった。三回に1点を先行されたが要所で踏ん張り、七回途中まで1失点。ポストシーズン歴代単独最多の16勝目でリーグ制覇に花を添えた。
 「(優勝は)決められるときに決める」と話していたジラルディ監督は、抑えのリベラを八回から投入。主導権を譲らず、逃げ切った。6番で先発した松井秀は4打数無安打と振るわなかったが、入団1年目以来のリーグ制覇にグラウンドで会心の表情だった。(共同)

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2009年10月26日のニュース