浮かんでは消えた監督候補 結論は野村野球より若さとカネ

[ 2009年10月11日 06:58 ]

 楽天は次期監督候補として阪神・星野仙一SD、ヤクルト・荒木大輔投手コーチ、ヤクルト前監督の古田敦也氏らをリストアップ。候補が浮上しては消滅、を繰り返して二転三転の末、広島・ブラウン監督を最有力候補とした。

 同監督は46歳で今季年俸は4000万円。「監督を代えるならガラリと若くしたい」(球団関係者)という楽天にとって若さと低年俸は魅力だが、長期的視野に立ったチームの強化プランは見当たらない。
 米田球団代表は「野村野球が浸透してきたから、継承できる人が適任」としていたが、結果的にチームを躍進させた野村監督が推し進めてきた野球スタイルを継承、発展させていこうという形にもならない監督交代劇となる可能性は高い。

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2009年10月11日のニュース