松坂の次回登板は白紙 検査受けDL入りも

[ 2009年6月21日 09:39 ]

試合前の練習で沈んだ表情のレッドソックス・松坂

 米大リーグ、レッドソックスのフランコナ監督は20日、不振の続く松坂大輔投手について「来週(27日まで)は登板させない」と、先発を最低1試合、飛ばすことを明らかにした。

 さらに、医師の診察や磁気共鳴画像装置(MRI)などの検査を受けた結果、明らかな異常はなかったとしながらも「弱っている部分はある」と話し、故障者リスト(DL)入りの可能性も出てきた。
 松坂は20日の試合前、グラウンドに出たものの、先発投手による打撃練習に参加せずキャッチボールもしなかった。
 3月のワールド・ベースボール・クラシックで最優秀選手に選ばれた松坂は、開幕後から結果が出ず、4月15日に肩の疲労でDL入り。5月下旬に復帰後も成績は上がらず、19日のブレーブス戦では4回0/3を投げ、6失点で今季5敗目(1勝)を喫し、防御率は8・23まで悪化していた。
 先発順通りなら次回登板となる25日は、ベテラン右腕スモルツがDLから復帰して先発する。
(共同)

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2009年6月21日のニュース