ノムさんボヤキ通り越して「死にたいよ…」

[ 2008年7月12日 06:00 ]

<楽天・ロッテ>8回、野村監督(左)は青山の降板を東球審に告げる

 【楽天0―4ロッテ】前夜の敗戦後は今季初めて会見を拒否した楽天・野村監督だったが、19歳右腕にひねられたこの日はもう止まらない。試合後のぼやきは延々30分間も続いた。唐川に2度続けて白星を献上した自軍打線を徹底的にこきおろした。「ぼやきたくないけど、本当に辞めたくなります。狙い球を絞らず何でも来た球を打つ。工夫が問われる展開になったら、もうだめ」と手厳しかった。

 7安打しながら、ホームは遠く零敗。チームはKスタ4連敗で7月に入ってから2勝6敗1分けの失速ぶりだ。5月15日以来の借金2となり「7月は本当の力を占う月。乗り切れればと思っていたが…」と嘆くことしきりの指揮官は、ぼやきの合間に「死にたいよ…」とタメ息をつくなど最後までやり場のない怒りをぶつけていた。

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2008年7月12日のニュース