三塁任せろ“ITボーイズ”初お立ち台

[ 2008年7月12日 06:00 ]

<巨人・横浜>試合後、観戦に訪れた宇宙飛行士・野口総一さんと握手をかわす巨人・寺内

 【巨人4―1横浜】汗のふりをして涙をふいた。巨人の5年目・岩館はプロ初のお立ち台で「ここに立つのが目標だった」と感無量の面持ち。2年目でプロ初の3安打を放った寺内も壇上で「最高です」と笑った。今季初の貯金4で2位浮上。原動力となったのは“ITボーイズ”だ。1点リードの4回、寺内が1死一塁から左前打でエンドランに成功。グライシンガーがスクイズ、高橋由も適時打で続き、なお2死二塁から岩館も右中間二塁打を放った。一挙3点の猛攻に絡んだ両者を原監督も「ヤングボーイズが頑張ってくれた」と評価した。

 渦中の二岡は15日に1軍昇格予定だが、復帰後は三塁を守るだけに、主に三塁の出場が多い岩館、寺内は2軍落ちの危機に見舞われる。それでも若武者たちは「やれることをやるだけです」と口をそろえた。

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2008年7月12日のニュース