五輪予選視察へ 星野監督ら渡台

[ 2008年3月12日 06:00 ]

台中市内のホテルに到着した星野・日本代表監督

 北京五輪の野球日本代表・星野仙一監督(61)が11日、田淵、山本、大野の3コーチとともに五輪最終予選が行われている台湾入りした。

 参加8カ国が総当たりリーグ戦で、上位3チームが出場権を得る予選は、ここまで韓国が4連勝。12日のドイツ戦に勝てば3位以内が確定する。台湾も3勝1敗とアジア勢の健闘が目立っていることに星野監督は「予想通り。(日本、中国と)アジアから4つが出るんじゃないかな。実力的にはどうしてもアジアが強い」と分析した。この日は休養日で試合がなかったため、12日の台湾―オーストラリア戦から視察を開始する。
 また、左ひざを負傷した楽天・長谷部について言及。「“自分は候補なんだ”という認識でいてほしい」として、今月中にも発表する第1次候補に入れる考えを示した。一行は14日まで3試合を偵察。15日に帰国する。

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2008年3月12日のニュース