西武一番の成長株 松坂はポスト和田

[ 2008年2月23日 06:00 ]

「キャンプでの成長株」と渡辺監督にほめられた松坂

 中日にFA移籍した和田の後釜として期待される西武・松坂健太外野手(22)が開幕スタメンに前進した。22日間の宮崎・南郷キャンプを打ち上げた渡辺監督が総括の会見で「若手で一番成長したのは健太(松坂)」と名前を挙げ「昨秋から取り組んでいることが実を結んでいるし、打撃フォームも固まってきた。彼みたいな選手が盛り上げてくれたので全体のレベルアップにもつながった」と目を細めた。

 松坂は昨季終盤に1軍デビューし、1本塁打をマーク。今キャンプでは、すり切れた手袋が6枚に及ぶなど、誰よりもバットを振り込んできた。そのかいあって紅白戦ではただ1人、全5試合で安打を放つなど15打数6安打、打率・400と好調をキープ。大久保打撃コーチも「まあ見ていてよ。オープン戦からどんどん使っていきたい」と期待を寄せる。
 23日、渡辺新監督の初対外試合となる巨人との練習試合(サンマリン宮崎)でも「7番・左翼」で出場予定。松坂も「やれることはやったんで。あしたから頑張ります」とアピールを誓った。

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2008年2月23日のニュース