由規 初の“カミナリ”を体験

[ 2008年1月31日 06:00 ]

キャッチボール中に楽天・田中の投球フォームの物まねをする由規

 ヤクルト高校生ドラフト1巡目・由規(仙台育英)がフリー打撃に初登板した。先乗り自主トレを行っている沖縄・浦添の室内練習場で、大学・社会人6巡目の三輪(四国・香川)を相手に、ワインドアップ、ノーワインドアップ、セットポジションとすべて試し計153球。変化球もスライダー、カーブ、チェンジアップを投げ「打者が立つと感覚も気合も違う」と振り返った。

 この日は初の“カミナリ”も体験。シューズを履く際に一度ひもをほどいて調節せず、長田コンディショニングコーチから「ズボラなやり方。ケガをされたら困る」と注意を受けた。本人は「“球は速いけど行動が遅い”と高校でも言われていた」と時間短縮のためと説明したが、同コーチの「早めるところが違う」との指摘に反省しきり。順調な調整の手応えとプロ意識の教訓を得て、31日にチーム本隊と初合流する。

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2008年1月31日のニュース