桑田 背番号18決定「燃え尽きる」

[ 2008年1月10日 06:00 ]

 パイレーツとマイナー契約を交わした桑田真澄投手(39)が、招待選手として参加する今春キャンプから背番号18をつける。9日に都内ホテルで行われた企業の講演に講師役として参加。正式契約後、公の場に姿を現すのは初めてで「(18番は)とてもありがたいこと。今年の目標は燃え尽きたい、ただそれだけ」と完全燃焼を誓った。

 昨季6月のメジャー昇格時には開幕から18番をつけていたバーネットがマイナー落ちしたことで幸運にも18番を獲得できたが、キャンプでは52、3Aインディアナポリスでは25番を着用した。しかし、今年はハンティントンGMが「彼は必要な選手」と話すように、昨季の実績が考慮されてマイナー選手では異例の待遇が与えられた。現在大リーグ公式サイトで掲載中のパ軍招待選手8人のうち、背番号が確定しているのは桑田1人。昨季8月に戦力外となったため、同9月から18番をつけている24歳内野手のピアースも同じ番号をつけるが「キャンプでは何人同じ番号をつけてもいいから」と気にしていない。

 今後は20日前後からオーストラリアで自主トレを行い、2月15日から始まるキャンプに備える。「本当は昨年で終わるはずだったけどね。また燃え尽きるまでやりたい」と桑田。慣れ親しんだ番号とともに、メジャー復帰を目指す。

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2008年1月10日のニュース