ヤクルト45歳・石川雅規がプロ野球新記録!今季初登板で24年連続勝利の偉業 1年目からは世界記録タイ

[ 2025年4月9日 21:22 ]

セ・リーグ   ヤクルト5―3阪神 ( 2025年4月9日    甲子園 )

<神・ヤ>6回、増田の同点適時打を喜ぶ石川(撮影・大森 寛明)
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 45歳2カ月のヤクルト・石川雅規投手が9日、甲子園での阪神戦で今季初先発。5回83球を投げ5安打2奪三振1四球3失点(自責1)で今季初勝利を挙げ、プロ野球新記録となる24年連続勝利の金字塔を打ち立てた。通算187勝目(189敗)。昨年すでにプロ野球新記録を樹立した入団1年目からの連続勝利は「24年」に更新し、ロジャー・クレメンス(レッドソックスなど)が持つ大リーグ記録に並んだ。

 予告先発されていた1日の本拠・神宮開幕戦の広島戦が雨天中止となり仕切り直しとなるシーズン初登板となった45歳左腕。プロ24年目となる「挑戦」が始まった自身今季初戦で偉業を達成した。

 0―0の2回。先頭の大山から連打を許すと、6番・木浪には四球を与え無死満塁のピンチを背負う。そして7番・梅野は5球目の外角低めのシンカーでボテボテのゴロに打ち取ったが、石川自身がまさかの本塁悪送球で先制を許した。さらに、8番・小幡には中犠飛を許し、9番・ビーズリーにはセーフティースクイズを決められ3点目を失った。

 しかし、そこからも粘りの投球を見せるのが石川の真骨頂。5回にはわすか8球で3者凡退の快投を見せ打線の援護を待った。

 5回まで無得点の打線は、1番・西川から始まった6回に長岡、増田の安打に加え、3四球、2暴投、悪送球と乱れた相手から一気に5得点を奪い逆転。甲子園が騒然となる中、3打席目が回ってきた石川の場面で代打・浜田が告げられ、プロ野球新記録が懸かる勝利投手の権利を持って降板となった。

 6回一挙5得点の逆転劇後は、石川の“盟友”つば九郎のぬいぐるみがベンチから見守る中、田口、荘司、清水、石山の4投手が甲子園の“逆風”に耐え魂の無失点リレー。1年目から24年連続で白星を積み上げてきた45歳レジェンド左腕に通算187個目となる白星を贈った。試合後は、「おめでとう~!」「イシカワ」コールが響く敵地のヒーローインタビューに登場。つば九郎のぬいぐるみを持ったつばみが見守る中「支えてくれた家族、監督、コーチ、裏方さんのおかげです」と感謝の思いを口にし、祝福の声に何度も「ありがとうございます」とウイニングボールを手に応えた。

 24年連続勝利は工藤公康(横浜)、山本昌(中日)、三浦大輔(DeNA)の23年を抜くプロ野球新記録。1年目からの連続勝利は昨年すでに史上初の快挙を成し遂げ、自身の記録を更新。45歳以上で白星を手にしたのは浜崎真二(阪急)、工藤、山本昌に続き史上4人目となった。なお、1年目からの大リーグ記録はロジャー・クレメンス(レッドソックスなど)の24年連続。打席に立っても23年連続安打の偉業を継続中で、この日は2打席に立ち安打は出なかったものの昨シーズンまでに通算135安打を放っている。

 昨シーズンの初勝利は6月2日の楽天戦(楽天モバイル)。試合は4―0の5回裏終了で降雨コールドとなり、自身9年ぶりの完封で1年目から23年連続白星という史上初の記録を達成した。試合後には盟友つば九郎が「しゅく 23ねんれんぞくしょうり!!186しょう!!まだまだかちますよ!!」と書かれたフリップで祝福。2ショット写真で石川は柔らかな笑みを浮かべた。

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