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東京五輪の聖火採火日“3・11”構想を検討 「復興五輪」のメッセージを強く発信

[ 2018年7月26日 05:30 ]

大会組織委員会の森喜朗会長
Photo By スポニチ

 ギリシャで行われる2020年東京五輪の聖火採火を、東日本大震災の発生から9年となる20年3月11日に行う構想があることが25日、分かった。大会理念の一つである「復興五輪」のメッセージを強く発信する狙いがある。大会組織委員会の森喜朗会長は「そうしたいと思っている」と検討していることを明らかにした。

 聖火の採火は古代五輪発祥の地、ギリシャ西部のオリンピア遺跡で行われる。ギリシャ国内で聖火リレーを実施後、火は日本に運ばれ、まず岩手、宮城、福島の3県で「復興の火」として展示される。その後、聖火リレーは3月26日に福島県からスタートし、121日間かけて全47都道府県を巡る。

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2018年7月26日のニュース