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パラ初か 選手村の部屋でスペイン選手ら現金盗難 

[ 2016年9月6日 04:29 ]

 リオデジャネイロ・パラリンピックに参加するスペイン選手らが5日までに、選手村の宿舎の部屋から現金計約350ユーロ(約4万円)を盗まれた。リオ五輪でも選手村での盗難が相次いだが、パラ選手が被害に遭うのは初めてとみられる。スペインのメディアが報じた。

 スペインのオリンピック委員会関係者によると、被害に遭ったのは選手3人で、容疑者らは清掃員のふりをして部屋に入り、現金を盗んだ。選手らはすぐに犯行に気付き、警備関係者に連絡。通報を受けた警察が容疑者らを見つけたが、盗んだ現金は所持しておらず逮捕には至らなかったという。

 選手団は今後、清掃員の入室を拒否し、自分たちで清掃することを決めた。「誰も信用できない」と話している。(共同)

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2016年9月6日のニュース