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東京五輪エンブレム 超厳戒態勢の中で本格審査開始

[ 2016年1月8日 05:30 ]

 2020年東京五輪・パラリンピック組織委員会は7日、都内で新たな大会エンブレムを選ぶ3日間の本格審査を開始した。

 昨年12月の予備審査では審査前に限り会場内の撮影が許可されたが、この日は完全非公開。デザイン漏えいなどを防ぐために厳戒体制が敷かれた。

 審査を務めるエンブレム委員はそれぞれ「3」「1」「0」点の3段階で採点。元プロテニスプレーヤーの杉山愛氏(40)は「他の審査員とすれ違っても目すら合わなかった」と緊張感を伝えた。作品については「日本らしくもあり世界から見てもかっこいいと思えるものを選んだつもり」と明かした。21人のうち14人がこの日採点し、きょう8日に王貞治氏(75)ら残り7人も採点する。集計値を基に、あす9日に投票や議論を経て最終候補3~4作品程度を選出。最終候補は商標調査と商標登録の出願手続きをした上で公表し、国民から意見を募る。

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2016年1月8日のニュース