大地スポーツ庁長官 ファンゾーン活用意欲、W杯運営を参考
スポーツ庁の鈴木大地長官が31日、初の海外公務を終えてロンドンで取材に応じ、2019年ラグビー・ワールドカップ(W杯)、20年東京五輪・パラリンピックの日本開催に向け、ラグビーW杯イングランド大会で各地に設置された公式イベントスペース「ファンゾーン」の活用に意欲を示した。
ファンゾーンは大型スクリーンや体験ブース、飲食スペースなどを備え、入場券のないファンや観光客も大会の雰囲気を楽しめる。
鈴木長官は「会場の周辺はいつもお祭りムードで、試合の前後にも楽しむことが必要かなと思った。やり方はたくさんある」と、盛況だった今回のW杯の運営を五輪に生かしたい考えを強調した。12年ロンドン五輪の水泳会場も視察し「後利用で見事にスリム化した。五輪後の施設の維持で参考になる」と話した。(共同)
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