大林・清水・竹中3社連合で参加検討 新国立競技場の業者入札
新国立競技場の新たな整備計画で、設計と施工を担う業者の入札に、大手ゼネコンの竹中工務店と清水建設、大林組の3社が共同企業体(JV)を組んで参加を検討していることが17日、分かった。これまでに大成建設が受注に強い意欲を示しており、建築家の隈研吾氏らと組む方向で調整している。
業者は18日午後5時までに参加資格確認の書類を提出することになっている。
2020年東京五輪・パラリンピックのメーンスタジアムとなる新国立競技場の当初の整備計画では、屋根を竹中工務店、スタンドを大成建設が建設する予定になっていた。しかし整備費が膨らんだことから白紙撤回に追い込まれ、あらためて業者を公募している。
旧計画の原案デザインを担ったザハ・ハディド氏と日建設計(東京)も公募に参加する意向を7日に表明している。
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