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真央 彼氏NO!恋愛も封印「そんなこと考える暇ない」

[ 2013年12月25日 05:30 ]

エキシビションで観客を魅了する浅田

 サンタも彼氏も、今は必要ない。フィギュアスケートの全日本選手権から一夜明けた24日、浅田真央(23=中京大)ら14年ソチ五輪日本代表選手が取材に応じた。この日はクリスマスイブだったが、浅田にプレゼントの希望はなし。2月の四大陸選手権では理想の男性像などについて語っていたが、恋愛封印も宣言した。さいたまスーパーアリーナでエキシビションに出演した浅田は、集大成の夢舞台へ一直線に突き進む。

 誰かから与えてもらうものなんて、今は何もいらない。2大会連続の五輪代表を決め、「ようやくきのう(23日)決まって、うれしい気持ちはあります」と笑った浅田は、クリスマスイブの話題になるとキッパリと言い切った。サンタクロースからのプレゼントに何が欲しいかと問われ、「今は何もいらないです」と答えた。最高のパフォーマンスを可能にするのは、自らの努力だけと分かっているからだ。

 夢舞台を来年2月に控え、もちろん恋愛だって封印する。今年2月の四大陸選手権では「年上の人がいい。35歳までなら」などと理想の男性像など自身の恋愛観を赤裸々に語っていた。だが、この日は「今はそんなことを考えている暇はない」と話した。今季SP「ノクターン」のテーマは「初恋」。演技中は情感たっぷりに初恋の人を思い浮かべて滑っているが、プライベートの恋愛成就はまだ先になりそうだ。

 ソチでも誰にも甘えない。浅田の姉・舞さん(25)がソチ五輪を現地で観戦しないことが決まった。10年バンクーバー五輪は会場を訪れて声援を送り、銀メダル獲得に号泣。スポーツキャスターを務める舞さんは、ソチ五輪で複数のテレビ局からオファーがあったが、関係者は「全てお断りしました。舞はソチには行きません」と明かした。家族が近くにいることで甘えてしまうかもしれないことを、浅田は懸念していたという。

 銀メダルだったバンクーバー五輪では、閉会式で旗手を務めた。「凄くうれしかったし、凄く思い出に残っているし、凄く光栄でした」。有終金メダルなら、ソチでも再び閉会式旗手を任される可能性は高い。「選ばれたら、やりたいなと思います」と意欲を見せていた。

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