ロゲ会長「7年後を考えて」
2期12年の任期を終えるIOCのロゲ会長は4日、自身の最後の理事会を終えて記者会見した。
ゴール目前に迫った招致レースには「IOC会長として、最終プレゼンテーションの3日前にどの候補地についてもコメントするつもりはない」と言及を避けた。
ただし、個人の考えを別にした上で「五輪は決定の7年後に行われる。IOC委員は今どうなのかではなく、7年後にどうなっているのかを考える。それ以外に財政的、社会的要因も考慮されるだろう」とだけ述べた。
問題を抱える各都市が7年後までの問題解決のビジョンを示せるかどうか。それもIOC委員の心象に大きく関わってきそうだ。
続きを表示