×

IOC評価委員長 マドリードに「理念は改善された」

[ 2013年3月23日 06:00 ]

現地調査を終え、記者会見するIOC評価委のリーディー委員長

 20年夏季五輪招致を東京などと争うマドリードへの4日間の現地調査を終えた国際オリンピック委員会(IOC)評価委員会のリーディー委員長は21日、記者会見し、3大会連続となった五輪招致について「前回の計画を基礎として理念は改善された」と評価した。

 スペインの深刻な経済危機がもたらす影響については「招致委員会は今後経済が改善していくとの考えを明確に提示し、われわれはそれを報告書に盛り込む」とし、踏み込んだ見解は示さなかった。市内が76%、全国で81%だった地元の開催支持率は「招致が市民にとって重要であることの明確な証拠」と高い水準との認識を示した。

続きを表示

2013年3月23日のニュース