吉田“カレリン超え”なら「NEWS」の振りで踊る!?
女子レスリングの世界選手権は27日(日本時間28日)にカナダ・ストラスコナカウンティで開幕する。日本代表7選手は25日、試合会場内の練習場で調整した。
“霊長類最強の男”アレクサンドル・カレリン氏(ロシア)を超える大会10連覇と13度目の世界一を懸ける55キロ級の吉田沙保里(29=ALSOK)は快挙達成の瞬間には、ファンを公言する増田貴久(26)が所属するNEWSの「チャンカパーナ」の振りをマット上で披露することを宣言した。
「チャンカパーナはやります。この間、テレビの取材でも約束したんで」。右手の小指と親指を立て、ほおを指す振り付けを繰り返した。今年7月発売の「チャンカパーナ」はロンドン五輪でも吉田が愛聴し、テンションを上げていた思い出の曲。カナダ入り後も部屋では動画サイトで繰り返し見ている。栄和人監督は「優勝が決まったら胴上げをしてやりたい」とサプライズを明らかにしてしまったが、吉田自身は「次の階級の試合もあるでしょ」と自らのダンスを優先させる考えだ。
本番は28日。栄監督も「調子が良すぎてびっくりするくらい」と評するほど仕上がりは良い。「カレリンを超えるまでは勝ちにこだわりたい」と吉田。女王らしくじっくりと相手を追い詰める。
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