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スーパー複合で森井4位、鈴木5位 

[ 2010年3月21日 09:19 ]

 バンクーバー冬季パラリンピック、スーパー大回転と回転の合計タイムで争うアルペンスキーの新種目、スーパー複合は男子座位の森井大輝(富士通)が4位、鈴木猛史(駿河台大)が5位だった。同立位は三沢拓(順大)が6位、小池岳太(セントラルスポーツ)は13位。女子座位の青木辰子(キッツ)はスーパー大回転で途中棄権し、大日方邦子(電通PR)は欠場した。アルペン種目は全日程を終え、日本は計7個(金1、銀1、銅5)のメダルを獲得した。

 【アルペン選手の話】

 ▼松井貞彦監督の話 気象や日程の変化に対応が遅れた。自然相手の競技なので、もっと野性味が必要。ヒト、モノ、カネの支援体制も充実させたい。

 ▼森井大輝の話 今大会の前半は雪面が雨水を吸った状態でつらかった。メダル2個で日本の皆さんに速い滑りを見せられたかな。今後も日の丸を背負いたい。

 ▼鈴木猛史の話 2本とも思ったほどタイムが伸びなかった。2度目の出場で初めてメダルを取ってうれしかった。4年後はもっと良い滑りをしたい。

 ▼狩野亮の話 雪面が凍っているところで転んだ。今大会は金メダルを取ったが、技術はまだまだ未熟で勉強することが多い。4年後はさらに強い選手になりたい。

 ▼三沢拓の話 22年しか生きていないが、こんなにうまくいかなかったのは初めて。悪い条件でも、それで勝っている選手もいる。惨敗だが、良い経験になった。

 ▼小池岳太の話 毎日、成長することができた。好結果を出したかったが、入賞もできなかったのは残念。ソチ大会で金メダルを取ると信じて出直しです。

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2010年3月21日のニュース