【MotoGP】M・マルケス感涙の6年ぶり世界王者!もてぎで決めた7度目 完全復活「凄く大変だった」

[ 2025年9月28日 16:30 ]

ロードレース世界選手権MotoGP   第17戦日本GP 決勝 ( 2025年9月28日    栃木県・モビリティリゾートもてぎ )

7度目の総合優勝を決めて表彰台で喜ぶM・マルケス(AP)
Photo By AP

 ドゥカティのマルク・マルケス(32=スペイン)が6年ぶり7度目のMotoGPクラス総合優勝を決めた。日本GP決勝で2位に入り、総合2位の弟アレックス・マルケス(29=グレシーニ、スペイン)とのポイント差を201に拡大。5戦を残してホンダ時代の2019年以来、ドゥカティ移籍後は初となる年間王者を確定させた。

 フィニッシュラインを超えるとM・マルケスは両手を挙げて頭を抱え、感情を爆発させて雄叫びを上げた。もてぎでタイトル獲得を決めたのは、18年以来7年ぶり4度目。大型スクリーンに苦闘の6年間の映像が映し出されると目に涙を浮かべ、「しゃべることさえできないよ。ただ、この瞬間を楽しみたいだけ。本当に大変だった。凄く大変だった」と喜びをかみしめた。

 レプソル・ホンダ所属でMotoGPに昇格した13年に6勝をマークし、最年少記録の20歳266日で最高峰クラス総合優勝。16~19年には総合4連覇を達成した。だが、20年のスペインGPで転倒して右上腕骨を骨折。無理したのが裏目となって再手術を受けるなど手術は計4度におよび、さらに頭部強打で物が二重に見える症状にも悩まされて不振が続いた。

 22、23年は未勝利に終わり、ホンダを離脱。24年はドゥカティからマシンの供給を受けるグレシーニへ移籍して3勝を挙げた。ドゥカティ・レノボ所属となった今季は、第16戦までに7連勝を含む11勝と完全復活。「キャリアの中で多きなミスを犯した。(手術から)早く復帰しすぎたんだ。でもその後、戦って、戦って、そしてまた勝ったんだ」と振り返った。

 MotoGP7度の総合優勝はバレンティーノ・ロッシ(イタリア)に並ぶ記録で、500ccクラス時代に8度の王者に輝いたジャコモ・アゴスティーニ(イタリア)に次ぐ記録。なお、日本GP決勝はドゥカティの同僚フランチェスコ・バニャイア(28=イタリア)が優勝した。

この記事のフォト

「F1」特集記事

「角田裕毅」特集記事

クルマの2025年9月28日のニュース