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新型「ランドクルーザー250」が米国で登場!価格は約838万円から、24年春以降にデリバリー開始

[ 2024年2月21日 20:00 ]

強力なi-FORCE MAXハイブリッドパワートレインを専用装備

250シリーズのランドクルーザーは、2024年に向けて完全にイメージチェンジされ、フルタイム4輪駆動システムと組み合わされたパワフルなターボチャージャー付きi-FORCE MAXハイブリッド・パワートレインのみを搭載し、最高出力326ps、最大トルク630Nmを発揮する。

トヨタのi-FORCE MAXパワートレインは、性能と低燃費を追求するトヨタの長年の歴史の証となる、熟練した技術で設計されている。2024年型ランドクルーザーは、2.4リッターターボエンジンと8速オートマチックトランスミッションの間のベルハウジングに電気モーターを搭載。この設計により、ランドクルーザー誕生当初からの代名詞である伝説的な信頼性とともに、最大限のパフォーマンスと効率の向上を実現している。

全グレードに標準搭載される電子制御ロック式リアデフは、パワーを後輪に半々に配分することでトラクションを向上させ、悪路でのホイールスピンを低減。新搭載のフロント・スタビライザー・バー・ディスコネクト・メカニズム(SDM)は、フロントスタビライザーバーを切り離した際、アーティキュレーションが大幅に向上し、フロントタイヤが地面に接地しやすくなる機能装備だ。マルチテレインセレクトは、4WDハイと4WDローの両方で機能するようになり、マッド、ダート、サンドなどのさまざまな地形でホイールスピンをコントロールするのに役立つ調整可能な設定を可能にしている。

また、ランドクルーザーは、5段階の速度が選択可能な低速オフロードクルーズコントロールとして機能する、最新のCRAWLコントロール機能を採用している。ダウンヒル・アシスト・コントロールもオフロードでの標準装備で、車速を制限することで下り坂での走行をサポートする。

洗練されたハンドリングと堅牢さと併せ持つプラットフォーム

ランドクルーザーのボディは、タンドラ、セコイア、タコマと共通のTNGA-Fグローバル・トラック・プラットフォームを基に構成されている。このプラットフォームの中核となる目的は、洗練されたハンドリング、プレミアムな快適性であり、この次世代フレームを支えるエンジニアは、レーザーブランク溶接技術などの新しいイノベーションを駆使することで、剛性を高め、乗り心地を大きく向上させている。この強化されたフレームとパワフルなi-FORCE MAXパワートレインとの組み合わせにより、ランドクルーザーは最大約8,000kgの牽引力を実現している。

プレミアムさと操作性に充実したインテリア

新型ランドクルーザーを構成する最新のTNGA-Fプラットフォームは、優れた乗り心地やオンロードでの淑やかな車両の挙動にも貢献している。さらに、室内に装備された助手席のシートヒーターとベンチレーション、そしてリクライニング・リヤ・シートにより、長時間のドライブでも快適な乗り心地が提供されている。

新しい8インチまたは利用可能な12.3インチのマルチメディアタッチスクリーンは、トヨタの最新のオーディオマルチメディアシステムを搭載している。ワイヤレスのApple CarPlayとAndroid Autoに対応し、出力を強化したQiワイヤレス充電も利用可能だ。デュアルUSB-C充電ポートは最前列に2つ、2列目乗員用に2つ装備されている。一部モデルでリモートコネクトサービスを有効にすると、スマートフォンをデジタルキーとして登録することで、車両の開錠・施錠、トランク開閉、エンジン始動が可能になる。

トヨタ・セーフティセンス 3.0 を全車に標準搭載

2024年型ランドクルーザーの全モデルには、トヨタのアクティブセーフティ&コンビニエンスシステム「トヨタ・セーフティセンス 3.0」が標準搭載されている。この機能には、歩行者検知機能付プリクラッシュシステム、ステアリングアシスト付レーンキープアシストをはじめとする運転アシスト機能を多数搭載している。その機能に含まれるプロアクティブ・ドライビング・アシストは、TSS 3.0の新機能だ。システムの作動条件が整った場合、車両のカメラとレーダーを使用して、カーブへの緩やかなブレーキングや、先行車、歩行者、自転車との車間距離制御などの運転タスクをサポートするための緩やかなブレーキングやステアリング操作を行うように設計されている。


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