ペレスが今季初勝利&フェルスタッペン13台抜き2位でレッドブル勢がワン・ツー
F1第2戦サウジアラビアGP予選 ( 2023年3月18日 ジッダ市街地コース=1周6・174キロ×50周 )
レッドブルのセルヒオ・ペレス(メキシコ)が1時間21分14秒894のポール・ツー・ウインで今季初勝利、昨年のシンガポールGP以来となる通算5勝目を挙げた。予選でのマシントラブルにより15番手からのスタートとなった同僚マックス・フェルスタッペン(オランダ)が13台抜きで2位に入り、レッドブル勢は開幕戦バーレーンGPに続きワン・ツー・フィニッシュを飾った。2番手から出たアストンマーチンのフェルナンド・アロンソ(スペイン)が2戦続けて3位に入った。
スタートではアロンソがペレスをかわしてトップに立ったが、スタート位置の違反で5秒のタイムペナルティーを科せられた。ペレスは4周目にアロンソを抜き返し、最後まで先頭を譲らなかった。フェルスタッペンは25周目の時点で2番手まで浮上したが、ペレスには届かなかった。
アルファタウリの角田裕毅は2戦続けて11位にとどまり、またもポイント獲得はならなかった。ミディアムタイヤで16番手からスタートし、ピットインを遅らせて一時は6番手まで浮上。18周目にセーフィティーカーが出たタイミングでハードタイヤへ交換し、8番手につけた。アルピーヌのエステバン・オコン(フランス)とピエール・ガスリー(同)に抜かれ、その後はポイント圏内の10番手で粘っていたが、残り4周でハースのケビン・マグヌセン(デンマーク)にかわされて入賞を逃した。同僚のニック・デフリース(オランダ)は14位だった。
▽決勝順位
(1)ペレス(レッドブル)
(2)フェルスタッペン(レッドブル)
(3)アロンソ(アストンマーチン)
(4)ラッセル(メルセデス)
(5)ハミルトン(メルセデス)
(6)サインツ(フェラーリ)
(7)ルクレール(フェラーリ)
(8)オコン(アルピーヌ)
(9)ガスリー(アルピーヌ)
(10)マグヌセン(ハース)
(11)角田裕毅(アルファタウリ)
(12)ヒュルケンベルク(ハース)
(13)周冠宇(アルファロメオ)
(14)デフリース(アルファタウリ)
(15)ピアストリ(マクラーレン)
(16)サージェント(ウィリアムズ)
(17)ノリス(マクラーレン)
(18)ボッタス(アルファロメオ)
リタイア アルボン(ウィリアムズ)
リタイア ストロール(アストンマーチン)