王者フェルスタッペンがポール・ツー・ウインでシーズン最多記録14勝目 角田はリタイア
F1第20戦メキシコGP決勝 ( 2022年10月30日 メキシコシティ アウトドローモ・エルマノス・ロドリゲス=1周4・304キロ×71周 )
2年連続総合優勝を決めているレッドブルのマックス・フェルスタッペン(オランダ)がポール・ツー・ウインで第18戦日本GPから3連勝を飾り、F1のシーズン最多勝利記録となる今季14勝目(通算34勝目)を挙げた。04年のミヒャエル・シューマッハー(ドイツ、当時フェラーリ)、13年のセバスチャン・フェテル(同、当時レッドブル)のシーズン13勝を更新した。3番手から出たメルセデスのルイス・ハミルトン(英国)が2位、レッドブルのセルヒオ・ペレス(メキシコ)が母国GPで3位に入った。
前戦米国GPで10位入賞し、13番手から出たアルファタウリの角田裕毅は今季5度目のリタイアを喫した。11番手を走行していた51周目、強引にオーバーテークを仕掛けたマクラーレンのダニエル・リカルド(オーストラリア)にぶつけられ、マシン右側が浮き上がる形で左へはね飛ばされてコースアウト。ピットインしたが、マシンの右サイドが破損しておりレース続行を断念した。
▽決勝順位
(1)フェルスタッペン(レッドブル)
(2)ハミルトン(メルセデス)
(3)ペレス(レッドブル)
(4)ラッセル(メルセデス)
(5)サインツ(フェラーリ)
(6)ルクレール(フェラーリ)
(7)リカルド(マクラーレン)
(8)オコン(アルピーヌ)
(9)ノリス(マクラーレン)
(10)ボッタス(アルファロメオ)
(11)ガスリー(アルファタウリ)
(12)アルボン(ウィリアムズ)
(13)周冠宇(アルファロメオ)
(14)フェテル(アストンマーチン)
(15)ストロール(アストンマーチン)
(16)シューマッハー(ハース)
(17)マグヌセン(ハース)
(18)ラティフィ(ウィリアムズ)
リタイア アロンソ(アルピーヌ)
リタイア 角田裕毅(アルファタウリ)