フェルスタッペン3連勝で総合首位奪取 ルクレールはリタイア 角田10位で今季3度目入賞
F1第6戦スペインGP決勝 ( 2022年5月22日 モントメロ カタルーニャ・サーキット=1周4・675キロ×66周 )
2番手から出た昨季総合王者のマックス・フェルスタッペン(オランダ)が3連勝で今季4勝目、通算24勝目を挙げ、リタイアしたフェラーリのシャルル・ルクレール(モナコ)を抜いて総合首位に立った。5番手スタートのセルジオ・ペレス(メキシコ)が2位に入り、レッドブル勢が今季2度目のワンツー・フィニッシュ。製造者部門でもフェラーリを抜いてトップを奪った。4番手から出たメルセデスのジョージ・ラッセル(英国)が今季2度目の表彰台となる3位に入った。
ポールポジション(PP)からトップを独走していたルクレールが27周目に突然スローダウンしてリタイア。ペレスが31周目にラッセルからトップを奪い、スピンやDRS(ドラッグリダクションシステム)の不調に苦しんでいたフェルスタッペンに49周目で先頭を譲った。1周目にハースのケビン・マグヌセン(デンマーク)と接触し、6番手から19番手まで後退したメルセデスのルイス・ハミルトン(英国)は一時4番手まで押し上げたものの、最後にペースダウンして5位。地元スペイン勢はフェラーリのカルロス・サインツが4位、パワーユニット(PU)交換で最後尾スタートとなったアルピーヌのフェルナンド・アロンソは9位に食い込んだ。
13番手から出たアルファタウリの角田裕毅は10位に入り、今季3度目の入賞を果たした。2度目のタイヤ交換後に順位を上げられなかったが、着実なタイヤマネジメントとオーバーテークでポイントを獲得した。同僚のピエール・ガスリー(フランス)は13位と振るわなかった。
▽決勝順位
(1)フェルスタッペン(レッドブル)
(2)ペレス(レッドブル)
(3)ラッセル(メルセデス)
(4)サインツ(フェラーリ)
(5)ハミルトン(メルセデス)
(6)ボッタス(アルファロメオ)
(7)オコン(アルピーヌ)
(8)ノリス(マクラーレン)
(9)アロンソ(アルピーヌ)
(10)角田裕毅(アルファタウリ)
(11)フェテル(アストンマーチン)
(12)リカルド(マクラーレン)
(13)ガスリー(アルファタウリ)
(14)シューマッハー(ハース)
(15)ストロール(アストンマーチン)
(16)ラティフィ(ウィリアムズ)
(17)マグヌセン(ハース)
(18)アルボン(ウィリアムズ)
リタイア 周冠宇(アルファロメオ)
リタイア ルクレール(フェラーリ)