ハミルトン 2年連続3度目地元GP制覇「最後の周回は涙が出た」

[ 2015年7月6日 05:30 ]

F1第9戦の英国GPに優勝したハミルトン(AP)

 自動車のF1シリーズ第9戦、英国GPは5日にシルバーストンで決勝が行われ、ポールポジションからスタートしたメルセデスのルイス・ハミルトン(英国)が今季5勝目、通算38勝目を挙げた。ハミルトンは2年連続3度目の地元GP制覇となった。2位にメルセデスのニコ・ロズベルク(ドイツ)、3位にフェラーリのセバスチャン・フェテル(ドイツ)が入った。マクラーレン・ホンダ勢はフェルナンド・アロンソ(スペイン)が10位に入って今季初ポイント(1)を獲得も、地元GPとなったジェンソン・バトン(英国)はリタイアした。

 英国出身のハミルトンは母国でのGPを連覇し「ファンのために何としても勝ちたかった。応援に感謝している」と喜びを爆発させた。PPを獲得したが、スタートで後れを取った。しかし中盤にペースを上げて首位を奪取。雨が降り始めた後も完璧なタイミングでタイヤ交換を行い、余裕をもってゴール。「最後の周回は涙が出た」と感激の面持ちだった。

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