北米自動車ショー開幕 日本勢が新スポーツカー披露 

[ 2012年1月9日 22:20 ]

 世界最大級の自動車見本市、北米国際自動車ショーが9日、米ミシガン州デトロイトで開幕した。トヨタ自動車やホンダが新型のスポーツカーを披露するなど、各社は北米市場向けの戦略車を出展、販売増につなげたい考えだ。

 同ショーには世界の主要メーカー約40社が出展、世界初公開も約40の車に上った。

 初公開となるのは、トヨタのプラグインハイブリッド車(PHV)の試作車「NS4」や高級車ブランド「レクサス」のハイブリッド車(HV)のスポーツカー「LF―LC」、ホンダのスポーツカー「NSXコンセプト」など。

 ゼネラル・モーターズ(GM)やフォード・モーターなどの米メーカーも、こぞってHVや電気自動車(EV)などの環境対応車や戦略車を出展。

 今年のショーは、米国市場の回復傾向を背景に、昨年不参加だった日産自動車が復帰するなど、出展メーカー、出展台数ともに前年に比べて増えた。

 10日まで報道陣に公開された後、関係者向け公開などを実施し、14~22日に一般公開される。

 多くの環境対応車を出展した米フォード・モーターのムラリー最高経営責任者(CEO)は「フォードの歴史上最も多く環境対応車をそろえた」と述べ、販売拡大に自信を示した。(共同)

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2012年1月9日のニュース