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前WBO王者・武居「自分自身をまたいい立ち位置に」復帰戦は来年か 天心―拓真戦は「一ファンとして」

[ 2025年11月9日 17:27 ]

鎌倉精肉店で一日店長を務めた武居
Photo By スポニチ

 プロボクシング前WBO世界バンタム王者の武居由樹(29=大橋)が9日、神奈川県鎌倉市の「鎌倉精肉店」で一日店長を務めた。

 指導を受ける元世界3階級制覇王者・八重樫東トレーナー(42)、東洋太平洋ミニマム級王者・石井武志(26)、K―1ヘビー級出身の星龍之介(27=ともに大橋)ら「チーム八重樫」で同店名物のメンチカツ約400個を売った武居は「また参加できて光栄。ファンの方からの温かい言葉が力になった」と笑みを広げた。

 武居は9月14日に名古屋・IGアリーナ)で挑戦者クリスチャン・メディナ(25=メキシコ)に4回TKO負けし王座から陥落した。「“自分は絶対負けないだろう”という自信があったので、やっぱりへこんではいたが、その日の夜に焼肉食べたりして、元気にはなっていた」とケロッとした表情。9月いっぱいは休養し、10月から練習を再開したという。八重樫トレーナーは「ファンの方は心配していたと思う。そういう意味では元気な姿を見せる意味でもよかった」と2度目のイベント参加を振り返った。

 今後については未定で、再起戦は年明けとなる見込み。所属ジムの大橋秀行会長(60)は武居が減量苦であることを明かし、スーパーバンタム級への転級も示唆していたが自身は「あまり深く考えてない。ゆっくり決めていこうと思う」とマイペースを強調。今月24日には同門のWBC世界バンタム級2位の井上拓真(29)が、WBC同級1位の那須川天心(27=帝拳)との王座決定戦が控え、12月には世界スーパーバンタム級4団体統一王者・井上尚弥(32)がサウジアラビアで防衛戦を行うなど、同門選手の世界戦が相次ぐ。八重樫トレーナーは「今年はいろんなことが立て込んでいるのでそっちのサポートに回る。他の選手の試合を見ながら気持ちの整理をつけていければいい」と話し、武居自身も「そういう期間も大事にしたい。闘志やスイッチは入っているが、少しずつ(状態を)上げていければ」と前を向いた。

 自身の王座陥落により、同じキック出身の那須川とベルトを懸けての“夢対決”は遠のくこととなった。「今の自分は何も言える立場にない。自分自身、またいい立ち位置に持っていかなきゃいけない」と再起へ強い決意をにじませながら「(天心―拓真戦は)一ファンとして、大橋ジムの後輩として(拓真の)試合を見ようかなと思います」と冷静に話した。

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